漆喰を塗る前に下塗り(下地処理)は必要?
今回のDIYでは和室の砂壁を無添加天然の漆喰に塗り替えました。
漆喰について詳しくはこちらをどうぞ↓
塗り替えるまでの全工程はこちらをどうぞ↓
なぜ下塗りが必要なのか?
砂壁に漆喰を塗る場合、あく対策のために下塗りが必要です。砂壁やベニヤに漆喰を直接塗るとあくが出て黄ばんでしまいます。
また、あくが出ない素材(プラスターボード等)でも表面がつるつるしている下地に漆喰を塗ると固まった後、剥がれ易くなるから定着を良くする下塗りが必要です。だから下地処理としてシーラー等を2、3度塗りしてから漆喰を塗る必要があります。
砂壁に下地処理のシーラーを塗ると砂壁から出てくるあくをガードして塗った漆喰が黄ばむ事なく真っ白い壁になります。
全材料が天然素材の練済み漆喰です。
そして、天然の本漆喰を塗る前には必ず下塗りをしましょう↓
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下塗り(下地処理)の材料と方法
下塗り用のシーラーは残念だけど体に優しくない化学物質。。天然素材の物はまず無い。。
だからシンナー臭が凄いです(ノ△・。)
(塗って半日経てば乾燥して匂いは気にならなくなります)
使う時は臭いに覚悟しなきゃいけないですヾ(´▽`;)ゝ
今回使用したのはこのシーラー。白色透明。
ただ、今回初めてシーラーを使ったんだけど、匂いが気になったのと途中で両親が匂いに驚いて「体に良くないから使うのは止めとき」とレッドカードが出され、床の間だけ下地処理として一度塗りすることになりました。
シーラーを塗る際に使用した道具はローラー、ハケ、トレー
ローラー2つとトレーのセットで598円(ホームセンター)
ハケ(100均)
トレーにシーラーを移して、コーナーや細かい部分はハケで、全体はローラーで塗っていきます。必ず換気をしながら塗りましょう!
(シーラー塗り中の写真撮り取り忘れです (*_ _)人)
塗った後の状態↓
一度塗りなのでムラもあったりで塗り厚もまばらです。この画像で伝わりますか?(笑)
シーラーを塗った後のローラーは洗っても砂が取れません。そのくらい塗っている最中はボロボロと砂が落ちます。
シーラーは必ず二度塗り以上する必要があります。
一度塗りしかしてない床の間の壁は漆喰を塗ると案の定あくが出ました↓黄色くなってるの分かりますか?
シーラーでの下地処理を止めたので、漆喰の二度塗りをすることにしました。
砂壁はシーラーでの下地処理をしなくても漆喰の二度塗りで対応できる
砂壁は表面が粗いので漆喰を直接塗っても乾燥した後で漆喰がポロポロ落ちてくる事はありません。
だから、漆喰を下処理として塗ることができます。その上から、仕上げの漆喰を二度塗りします。下塗りの漆喰は塗った後1日以上乾かしてから仕上げの漆喰を塗って下さい。
砂壁を塗り替えるまでの全工程はこちらの記事↓をどうぞ(*゚▽゚)ノ