100%天然の植物を材料にしたハーブシャンプーの作り方と洗い方についてご紹介します。
ハーブシャンプーについての詳細はこちらの記事をどうぞ↓
ハーブシャンプーの作り方は二通り
1つ目はめっちゃ簡単に
2つ目は少し時間をかけて、2種類の作り方をご紹介します。
一度に作る量はだいたい1週間~10日分になります
※使う量は個人差によります。
1.簡単に、ハーブの粉とオイルで作ろう!編
まず、1つ目は混ぜるだけで簡単に作る方法です。
完成までわずか10分です。
では、作っていきましょう!
①シャンプーを入れるボトルを用意
注ぎ口が伸びている柔らかい容器がおすすめです。
100均ショップで購入できるもので問題ありません。私はこの容器をセリアで購入しました。
※ボトルの耐熱温度は必ず確認して下さいね。
熱した(沸騰直前の)お湯をシャンプーを入れるボトルの8割程度入れます。
ボトルはドレッシングやオイルを入れる
②主要なハーブを混ぜる
ボトルに、シカカイ(粉)大さじ2、ヘナ(粉)大さじ1をボトルへ入れます。
シカカイは天然の石鹸成分サポニンが含まれていて、ヘナは更にトリートメント効果を向上させます。
③育毛・抗菌・殺菌作用をプラス
カチュールスガンディ(粉)を小さじ1入れます。
これで育毛・抗菌・殺菌作用をプラスします。
④洗浄効果をプラス
リタ(粉)を小さじ1/5程度入れます。
リタにはサポニンが豊富に含まれています。
ハーブシャンプーに変えたばかりの頃は、シカカイだけでは頭皮に脂が残る感じがしてスッキリしないという方が多いと思うので、プラスして下さい。
⑤髪にハリやコシ、ボリューム
ボトルへアムラ(粉)を小さじ1入れます。
髪にハリやコシ、ボリュームが欲しい方はプラスして下さい。髪が硬くて剛毛な方は入れなくてOKです。
⑥育毛効果と素敵な香りをプラス
モティアロッシャオイルを数滴加えます。
香りと育毛効果がプラスされます。
⑦ハーブ液を混ぜて完成!
ボトルの蓋を締めてシャカシャカ振り、混ぜてできあがり!
これは、超簡単な作り方の一例です。私もハーブシャンプーを始めた当初はこのレシピで洗髪していました。
ここで加えるハーブはこちらのページで紹介しましたが、自分の髪質に合ったハーブを確認してチョイスして下さいね。
また、作ったシャンプーはハーブを馴染ませるために一晩置いた方が、エキスがより出てハーブの効果が引き出されます。
正直、「シャンプーをわざわざ作るのはめんどくさいなぁ」と思うかもしれませんが、これで頭皮や髪の悩みが解決できるきっかけになるかもしれませんので、チャレンジする価値は十分あると思います。
自分でハーブの種類を選別して作るのが難しい方は、既にブレンドされたハーブシャンプー(粉)がありますので、これを使われると良いと思います。
洗い上がりや香りに分けて数種類ありますので、その中からあなたに合いそうなブレンドを試してみて下さい。
2.シカカイの実から作ろう!編
2つ目は、私が現在使っているシャンプーのレシピです。
始めはシカカイの粉を使っていたのですが、いろいろ試した結果、私の髪には実から作るモノの方が合っていました。超時短ではなく、少し時間をかけて作っていきます。
完成まで約1日です。
では、さっそく作っていきましょう!
注意:これは間違っても「朝食にスムージー」
というレシピを公開しているのではありません。
れっきとした、シャンプーのレシピです。笑
①シカカイのエキスを抽出
シカカイの実を、適度に小さく割り、鍋にシカカイと水を入れて火にかけます。この時、あまり沸騰させず一煮立ちさせるという感じです。
試用したシカカイはこちら↓
②ハーブ(粉)をプラス
火を止めて鍋にハーブをプラスします。
↓ヘナを大さじ1を入れてトリートメント効果をプラス
↓カチュールスガンディ(粉)を小さじ1入れて育毛・抗菌・殺菌作用をプラス
③混ぜて一晩寝かせる
液を混ぜてよく溶かし、一晩置きます。
④ミキサーでシカカイを粉砕
一晩たったシカカイ液と実を、シカカイの中の種が砕ける程度までミキサーにかけます。
※種の中により多くのサポニンが含まれています。
この時、すごく泡立ってくるので、ハーブ液を2回に分けてミキサーにかけます。
⑤布で濾す
泡が落ち着いたら(30分程度)、布で濾します。(私は不織布で濾しちゃってます)
↓エキスをギューっと搾り出します。
⑥育毛効果と素敵な香りをプラス
容器にハーブ液を入れ、モティアロッシャオイルを数滴加えます。
⑦オイルを混ぜて完成!
容器をシャカシャカ振って、できあがり!
これで1週間~10日分です。
(髪の長さはボブ程度)
このレシピは私、筆者に合う作り方の一例です。
(硬くて太い髪質だったので、実から作ったシカカイ多めのシャンプーが合うようです。)
使用感は粉と実では多少変わってきます。こだわって作りたくなってきた時には実から作ってみるのもおすすめします。
ハーブシャンプーの使い方
シャンプーの仕方を説明します。
①乾いた髪の状態で、
まずは頭皮にハーブシャンプー液を
浸透させていきます。
オイルボトル容器だと
先が長いので、この時に便利です。
②頭皮を動かす用にもみもみマッサージしながら、
ハーブを地肌に馴染ませていきます。
泡は立ちませんがちゃんと洗えますよ。
③タオルを頭に巻き、3分程置きます。
シャンプー液が垂れてこないように気をつけて。
④少しお湯を頭にかけて、
地肌のシャンプー液を髪にものばしていく感じで、
髪の毛をもみ洗いします。
⑤最後に、全体をお湯で洗います。
泡は立ちませんが、洗い上りはさっぱり
髪の毛もツルツルです。
泡立ちませんが天然サポニンで潤いあるさっぱりした洗い上がりになります。
アロマのいい香りも長続きして快適です。
シャンプー自体にトリートメント効果があるのでリンスやコンディショナーの必要はありません。
ここで2つ注意点があります。
① シャンプー液が目に入ると染みて充血してしまいます。
私は幸いな事に、目に入っても真っ赤に充血したことはありませんが、天然サポニンで目が開けられないくらい痛くなるそうです。
ただ、害はないので安心して下さいね。
② ハーブシャンプーでアレルギーが出る方がたまにいるようです。食物アレルギーや天然ゴムでアレルギーが出てしまう事と同じで、いくら体に良いというハーブでも合わない方が稀にいらっしゃいます。
ご使用の際は必ずパッチテストをしてくださいね。
まとめ
基本は、シカカイをベースに、ハーブをお湯に溶いて混ぜるだけで作れてしまいます。
ハーブシャンプーを始めた時~使用暦数ヶ月時点で、ボトル1本分が1週間~10日分になります。
※頭皮や髪の傷み具合で個人差があります。
保存は冷蔵庫で一週間程といわれています。
ただ、私の経験上、2週間冷蔵庫に入れていても
使用に問題はありませんでした。
(が、使用の際は、個人のご判断でお願いしますね。)
そして、ハーブシャンプーを使い続けていくと、頭皮や髪の毛が健康に戻っていくので、シャンプーの使用量がだんだん減っていきます。
最終的には週に1~2回だけシャンプーを使って洗髪し、残りの日はお湯だけで洗う(ノーシャンプー)というサイクルに自然となっていくと思います。
頭皮にトラブルがある方や、
石鹸シャンプーが合わない方、
湯シャン(ノーシャンプー)を実践しようとしている方も、興味があればハーブシャンプーを試してみて下さい。今抱えている髪の悩みが解決できると思いますよ。
(ハーブの種類によっては取り扱いがない場合があります)
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